【うつ病インタビュー Vol.2】大事な事は、闘う事ではなく、寄り添う事

うつ

こんにちは!イベント起業家えいきです。

兼ねてから『仕事のストレスやプライベートでの悩み』を抱える人達へ、イベントを通じて憩いの場を提供し、もっと笑顔とワクワクを届け心の豊かな日本人を増やしたい!!そう伝え続けてきましたが、「うつ病を改善したい」や「自殺などが減る社会」を創造していくために、実際に患ってしまった方のお話を多くの人に知っていただく活動としてインタビューを始めました。

それではご覧ください。

『大事な事は、闘う事ではなく、寄り添う事』

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【名前】Fräuleinさん(仮名)

【年齢】35歳

【職業】研究職

【取材】2017年7月1日

インタビュアー:TSUNAGU.代表えいき

ライター:島袋 智輝(しまぶくろ ともき)

 

 

―まず初めに、ご自身にどのような形で症状が表れたのでしょうか?

初めて症状が表れたのは19歳の学生でした。

大学の部活の遠征で北海道にフェリーで向かう途中、突然泣き出してしまいました

何も悲しい事など無いのに何故か涙が止まりませんでした。

さらに話したくても言葉がうまく出て来ない・・・。

この事がきっかけとなり、人と会うのが嫌で大学の授業にも行かなくなってしまいました。ひとり暮らしをしていた家の水道や電気が止まった時、親から心配されて実家に帰ることになりました。

実家に帰ってからも人と会いたくない状況は続いていました。親や兄弟とも話をしたくなかったので、毎日布団にもぐって過ごしていました。夜中家族が寝静まったのを見計らってリビングに行き、冷蔵庫から食べ物を探して食べていました。

この当時の2000年頃「うつ」という言葉は皆さん知っていたとは思いますが、今よりも広く認知されていない状況でした。インターネットで自分の症状を調べてみて「うつ病」と条件が合う事に気が付き、一度診察に行こうと決めました。

その後、すぐに病院に行って正式に「うつ」と診断されました。

―「うつ」と診断された後は順調に回復されたのでしょうか?

病院に通院後、徐々に体調が良くなり始めました。薬も処方されていたのですが体調が良くなったこともあり、飲まなくなっていました。以前のようにひとり暮らしの生活に戻り、大学にも再び通うようになっていました。

順調に回復して「うつ」を克服したと思っていたのですが、突然“あの時“の症状をぶり返してしまいました。

この再発以来、すぐに治らず入退院を繰り返す事となります。病院に入院している間はお医者さんの適切な助言と処置のおかげで不安が取り除かれ、食事も就寝時間も決まっているので規則正しい生活を送れます。

入院中は順調に回復して体調が良くなるものの、退院すると再度悪化するという状態を繰り返してしまいました。

学生時代、拒食にもなりました。 朝コッペパンの半分を食べれば、もう食べれない。
昼は抜き。とても食べれない。
夜は残りのコッペパンを食べたら、ベッドに倒れこんでいる生活を続けているうちに、いつしか体重は33キロを切りました。
私、消えてしまう!そんな恐怖感も味わいました。

入退院を繰り返してはいましたが何とか大学は卒業して就職しました。しばらく勤めたのですが、体調的にうまくいかず退職をして実家に戻る事となりました。

この当時処方されていたうつ病の薬は、“副作用で眠くなったり”、“体力を著しく消耗したり”と飲む事に抵抗があり、飲むのを止めてしまう事がありました。しかし、今思うと処方された薬を自分の判断で止めてしまうのは良くなかったと振り返っています。

―入退院を繰り返して苦労されたとの事ですが、回復に向かったきっかけを教えて頂けますか?

私を担当してくれたお医者さんの中には高圧的な対応をしてくる先生もいました。しかし、29歳のときに総合病院で熱心に聞いてくれる研修医と出会う事が出来ました。

その先生は「今までの経緯」、「幼少期の事」、「仕事の事」など、うつ以外の「私のこと」を真剣に聞いてくれました。

結論から言うと私は「うつ病」以外に「発達障害」とも診断されました。熱心に私の事を理解してくれて、信頼できる先生と出会えた事、うつ病の根本的な原因が発達障害とわかった事で次第に体調が回復。退院後にうつ病の再発も繰り返す事は減っていきました。

しかし、母親に「発達障害」と診断されたことを伝えると、責任を感じてなのかわかりませんが発達障害と認めてくれませんでした。

ちなみに父親には伝えていません。

―どのようなケースが発達障害と診断されたのですか?

※医者の知見をもって総合的に診断される内容です。

まず、私は話をする事が非常に早かったと言われています。生後1歳前後で言葉を発する人が多いですが、生後6ヶ月の時に初めて言葉を発したようです。

次に会話が「一方的に話をしてしまう」という事を指摘されました。会話がキャッチボールではなく、一方通行というやつです。更に相手に言われ過ぎると何も言い返せなくなる事もありました。

3つめは、思考が「1」か「0」の両極端でした。良い事は良い、悪い事は悪い。と言うと言葉としては綺麗かもしれませんが、現実の世界で1と0の間の「やわらかい」表現が出来ない事は相手を不愉快にしてしまう事が多いです。

最後に、感覚が鋭すぎるようです。家族には聞こえないエアコンや時計の音が気になってしまい寝られない事も度々ありました。

―今後のお話しを伺えますか

熱心なお医者さんと出会う事が出来て私は救われました。この先生のように「困っている人に寄り添える人」になりたいと思っています。以前は医学部を受験してお医者さんになることを目標としていましたが、たとえその道でなくてもこの目標に向かっていきたいと思います。

体力がまだ完全に戻っていない時期は、慌てず自分のペースで週に3日接客の仕事をしていましたが、3年かけて体力も回復し、現在は週5日勤務をしています。

―最後に、同じような環境にいる方にメッセージをお願いします

あなたに合うお医者さんは必ずいるから、もし今担当しているお医者さんが合わないと感じているのであれば勇気を出して違うお医者さんに診てもらった方が良い、という事ですね。うつ病は病気なのだから必ず治ります。この希望は絶対に失わないでもらいたいです

また、前回のうつ病インタビューの方も回答されていましたが、自分の感情を外に吐き出す事はとても大切です。気持ちを閉じ込めずに、日記やSNSなど何でも良いから外に発信してみてください。

今でこそ、うつ病は少しずつ認知されるようになって来たけど発達障害への理解はまだ少ないと感じています。発達障害は生涯うまく付き合っていかないといけない。もっと発達障害を理解してもらえる世の中にしてきたいですね。

一問一答

⚫イベント企画をおこなうTSUNAGU . が社会に大してできること、期待すること
その名の通り、良い意味で人と人を繋ぐこと。
特にうつで悩んでいる人、うつになりそうな人をどんどん巻き込んで。

⚫どうやったら、うつ病になる人を減らす社会にできると思うか
皆んなが、規則正しい健康な生活を送れる社会にする。うつ病には、眠れない、起きれないという一見小さいけれど、大きな問題がある。朝には太陽の光を浴びて、活動出来るようになることが大切。
それと人の輪。性別、年齢、地位を超えて、何でも言える人がちょっと必要。そういう人を見付けるキッカケにTSUNAGUになってもらいたい。(1番目の質問の答にもなってます。)

⚫TSUNAGU .代表えいきに会って良かったと思うこと
親さえも認めない、発達障害について話せる人が増えたこと。
医師としてうつ病の人と関わることを諦めた私でも、うつ病の人の為になれるかもと思えたこと。

⚫今回のインタビューを受けて良かったこと
普段話せない内容を吐き出すことができてスッキリしました。

以上。

過去に島袋ライターに書いていただいた記事

うつ病インタビューVol.1

鬼ごっこレビュー

人狼ボードゲームレビュー

インタビュアー感想

TSUNAGU.代表えいき

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前回のうつ病インタビューのブログを見てお問い合わせいただき、今回インタビューが実現しました。ご自身の「つらかった体験」を人に話すということは簡単そうですが、とても勇気がいることです。誰でもできることではありません。

他にも悩んでいる人がいたら、うつ病になった自分の経験を伝えることで誰か悩んでいる人の力になれたらとインタビューにご協力いただきました。勇気ある一歩に感謝です。

どんな問題もそうですが、一人で抱えて解決するケースは非常に少ないと思います。“感情を溜め込まずアウトプット”していることや、“外との交流を図るようにしていること”が素晴らしいと思いました。

【印象的だったお話】

●熱心な研修医と出会うことで人生が変わったように、一つの出会い、ご縁で人生大きく左右されるなぁと思いました。今回の熱心な研修医の方のように、患者に寄り添えるお医者さんが増えて回復できる人が増えたらいいなと願います。

●発達障害の方とお話して感じることは、一般の方と何も変わらないということ。障害が“ある”とか“ない”とか関係なく、性格の一部だと思う。むしろ発達障害ではない一般の方で失礼な人とか図々しい人とかもいるし、発達障害の方のほうが心優しくて素敵な人が多いなぁと感じる今日この頃です。

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