【うつ病インタビュー Vol.1】 頭の中の栄養失調

うつ

近年増加の一途をたどる『うつ病』

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うつ病インタビューを始めようと思ったきっかけ

こんにちは!イベント起業家えいきです。

兼ねてから『仕事のストレスや家庭でのトラブル』などを感じる人達へ、イベントを通じて憩いの場を提供し、もっと笑顔とワクワクを届けたい!と伝えていましたが、現状を知らずに「うつ病を改善したい」というのは、あまりに浅はかだなと感じていました。

見て見ぬふりはしたくない。

解決したいけど、ただ見守っているのは嫌だ。

行動に移したい!!

いや、行動に移さなければ意味がない!!

海外に目を向けるのも当然必要ではありますが、愛する自国の日本をもっと笑顔で溢れる社会にしたい!!そんな想いからスタートしたこの企画。

実際に仕事のストレスなどから「うつ病」と診断された方にご協力をいただきインタビューをして、ライターさんにわかりやすくまとめていただきました。

それではご覧ください。

『頭の中の栄養失調』

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【名前】セニョリータさん(仮名)

【年齢】39歳

【家族】妻・娘2人

【職業】ソフトウェアの開発

【取材】2017年6月12日

インタビュアー:TSUNAGU.代表えいき

ライター:島袋 智輝(しまぶくろ ともき)

 

―まず初めに、ご自身にどのような形で症状が表れたのでしょうか?

今から2年ほど前の春を迎えようとする季節でした。(2015年3月)

いつものように朝起きようとしたら首から下が全く動かなくなっていました。何が起きているのかわからずパニックになりながらも、頭だけは動かす事が出来たので妻に助けを求めました。

しばらくの時間この体を動かせない状態が続いていたのですが、1時間程したら少しだけ体を動かせるまでには回復したので、そのまま病院へと向かいました。

単に体が動かせなくなっただけではなく頭の中が真っ白で、「この先どうしよう」や「死にたい」というようなネガティブワードが頭の中をぐるぐる回っていて・・・。

結局、心療内科を受診する事となり「うつ病」という診断結果を貰いました。通常54という値を超えるとうつ病と診断されるらしいのですが、私の数字は69というとても高い数字が出てしまっていました。

診断してくれた医者から「この数値ではまともに動く事も出来ない。食事を取ったり排泄したりするのがやっとという数値です。先日まで仕事が出来ていたという事は気力と精神でなんとかやっていたのだろう。」という話を聞いて、そこまで深刻な状況なんだという事が初めてわかりました。

この診断を受けてから仕事の方はお休みをいただきました。1ヶ月半ほど療養してから職場復帰したのですが、なんと2週間後に再度倒れてしまいました。それから2度目の職場復帰をしたのですが、今は体調の事を考えてセーブしながら仕事をしています。

―とても大変な状況だったのですね。この「うつ病」と診断される原因を今になって振り返ってみると何が考えられるのでしょうか?

うつ病と診断される半年ほど前(2014年下期)は仕事がとても忙しく、1日18時間は仕事をしていました。

今でこそ「ブラック企業」とか「働き方改革」とか叫ばれるようになりましたが、言葉は悪いですがこの当時は「当たり前の事」という風習で土日もなく働いていました。

通常の営業職の仕事だけではなく、他の事務作業も含めて1人で3役ほどこなしていましたね。

―壮絶な労働環境が一因だったのですね。プライベートの方は順調だったのでしょうか?

この当時仕事はとても忙しかったのですが、娘も小さかったので家にいる間は妻の育児のフォローもしていました。

しかし、妻の父が亡くなり、続けて私の祖父が亡くなり、と不幸が続いてしまいました。更に追い打ちをかけるように祖父が亡くなった事による親族間の遺産相続トラブルが起きてしまいました。

ちょうど倒れた時期は仕事も期末決算や新商品の発売で忙しい時期であり、親族トラブル等でプライベートでも参っていて、振り返るとこの時が心身ともに限界だったのだと思います。

―うつ病で倒れられてからはどのように回復されたのですか?

初めは全く外に出る事が出来ませんでした。

しかし、少しずつ玄関の外に出られるようになり、家の近所で散歩が出来るようになり、図書館やスーパーに行けるようになり、と少しずつです。ただ、依然として人ごみは苦手ですね。

初めて自分自身と向き合える環境にいるのだな、と思っています。今までがむしゃらに働いてはいましたが、自分を向いてなかったのだと気が付かされました。

家で長く動けない日が続いていましたので、父の勧めで鍼灸院に通うようにもしました。初めは体がカチコチでしたが通う間に体の方も楽になってきました。心はもちろんですが、体のメンテナンスも重要でした。

図書館で専門書を読みあさり、うつ病は「脳の栄養失調」だと知りました。それからは、食生活など生活習慣含めて考え方を180度変えてみようと思いました。他者と関わりを持つ事で、考え方も前向きになり鋭気を養えるきかっけをつくることができました。

―これからの未来に向けてメッセージいただけますか。

会社だけに頼り切る生き方は変えていかないといけません。自分らしい生き方を自分で探す事が必要だと思っています。先ほど言ったように、がむしゃらに働いていると自分の健康状態すら冷静に見られなくなります。冷静に今の自分を知る環境を作る事がとても重要だと思います。

以上。

過去に島袋ライターに書いていただいた記事

鬼ごっこレビュー

人狼ボードゲームレビュー

インタビュアー感想

TSUNAGU.代表えいき

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実際に知人でも仕事のストレスや家庭でのトラブルによって精神的な病を患ってしまった方がいて、うつ病の方が多くいらっしゃるという現実は知っていましたが、経緯など含めてしっかりとお話を聞く機会がありませんので、とても貴重な体験となりました。

精神的な病になる理由としては、仕事のストレスだけが原因だと思っていましたが、人生の岐路が重なる重大な決断や、他の問題も相まって起こってしまうのだなと感じました。

仕事が忙しい中でも奥様のサポートで家事や育児を献身的にサポートしていたり、ご家族や会社など、自分の体より他人を優先されていて優しいお人柄がとても伝わってきますが、健康のためにもご自身の身体にも目を向けていただけたら嬉しいなと感じました。

【印象的だったお話】

●手の抜き方がわからないから、“やる”か“やらないか”のどっちかになってしまう。

●18時間以上働いている状態でも当たり前の習慣になってしまうと、その環境を変えるのが怖く、休みがほしいとかは思わなかった。

●仕事が忙しい中でも奥様のサポートで家事や育児を献身的に

●人は環境を変えるのがストレスだから、職場を変えれば仕事のストレスから逃れて解決するという問題ではない。まずは自分自身と向き合える環境を作り、仕事の面や健康状態を冷静に知って判断できる状態にしてから状態を変える方が良いと思う。

●精神疾患や発達障害の方たちが集まる憩いの場などがある。

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うつ病を改善できるほどのコミュニティではありませんが、

ささやかながらTSUNAGU.も笑顔の空間をお届けしています\(^o^)/

ボードゲームを毎月開催!

今までの開催した様子はこちら
【第2回】http://tsunagu-smile.jp/bodoge2/
【第3回】http://tsunagu-smile.jp/post-3979/
【第4回】http://tsunagu-smile.jp/post-3947/
【第5回】http://tsunagu-smile.jp/post-4109/

毎月の第2・第4水曜日と、月1回土日で開催しております。

次回は2017年6月25日(日)@上野13:30~

詳細はこちら

こんな方を探しています

●うつ病を患ってしまった経験を話してくれる方

●うつ病を患ってしまった方の話を直接聞いてみたい方

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コメント

  1. セニョリータ より:

    私もうつ病になりました。
    原因は、アスペルガー障害からくるものでした。
    次の記事を楽しみにしています。

  2. Fräulein より:

    名前変えます。
    記事の人と、同じになっていたので。
    アスペルガーは10人に1人いるらしいです。
    最近、友達がアスペルガーと公表しました。
    私はしませんが。